ニキビができる原因とは
ニキビはおでこや頬、口周り、下アゴなどにできる発疹のこと言います。思春期から青年期にかけて多くある悩みですが、成人でも見られる症状です。
毛穴に皮脂や汚れがたまり炎症を引き起こし、赤みを伴うなどしながら腫れ、隆起します。放置していればすぐに治るものもあれば、悪化し跡を残してしまう重症のものまであります。
一般的に10代~20代頃の思春期にできる炎症はニキビと呼び、大人になってからできる炎症を吹き出物としていますが、どちらも同じできものです。どちらも、正式名称は「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と言います。
なお、胸や背中のニキビに悩まれている方も多くいらっしゃいます。実は、背中など体にできるものは「毛のう炎(毛包炎)」と言い、ニキビとはまた別の皮膚疾患となるため、対処法も違ってきます。
ニキビができる原因はそれぞれ部位によって異なります。できやすい部位や原因を探し出し、適したスキンケア方法や対処法を実践していくことがニキビ解消の近道となります。
皮脂分泌量が増え、毛穴が詰まりアクネ菌が増殖
健康な肌の場合、約4週間(28日間)でターンオーバーが行われます。肌のターンオーバーとは、表皮の一番下にある基底層の細胞が分裂して新しい細胞が作られ、それが角層に押し上げられ、古い角質として剥がれ落ちるまでのことを言います。
通常、皮脂は毛穴から汗とともに排出されますが、このターンオーバーがスムーズに行われていない場合、古い角質が剥がれ落ちないため、毛穴の角質が厚くなります。
この状態になると、毛穴の出口が塞がれてしまい、毛穴に皮脂が詰まります。皮脂分泌量が過剰にでる場合も、詰まりやすくなります。すると、皮脂を栄養源にしている「アクネ菌」が過剰に増殖し、炎症を起こしてニキビとなります。
食生活・ストレスが原因になることも
皮脂分泌量が増加すると、毛穴は詰まりやすくなりますが、肌の皮脂が増える原因には様々なものがあります。例えば、季節的要因、ストレスや不規則な生活による自律神経の乱れ、ジャンクフードなど高脂質な食生活、ホルモンバランスの乱れなど。
また、間違った洗顔法や肌の乾燥などが原因となって引き起こすこともあり、このような日常生活のちょっとしたころにも、ニキビの原因は潜んでいるのです。
思春期にニキビができやすい理由
成長期にホルモン分泌が急増することで、肌の皮脂量が過剰に増えニキビが出やすくなり、特に思春期に増加する男性ホルモンには皮脂の分泌を高める性質があります。
思春期ニキビは額や鼻など皮脂が多いTゾーンにあらわれやすく、ホルモンバランスが安定してくると自然と治っていくのが特徴です。
ニキビができやすい部位
皮脂分泌量が多く毛穴が詰まりやすいところはニキビが出やすいと言えます。そのため、お顔ではTゾーンやUゾーン、また身体では皮脂腺の多い背中や胸、お尻などに繰り返しニキビができてしまう…などのお悩みは多くあるでしょう。
また、胸や背中のニキビに悩まれている方も多くいらっしゃいます。実は、背中など体にできるものは「毛のう炎(毛包炎)」と言い、お顔にできるニキビとはまた別の皮膚疾患となるため、対処法も異なります。
ニキビは5種類に分けられる
ニキビには段階があり、毛穴に皮脂が詰まっただけの初期のニキビから、炎症を起こして赤く腫れあがった重症のニキビまであります。
初期のニキビは治療などせずに放っておいても治ってしまうこともありますが、重症化するとなかなか改善されずにニキビ跡になるなど、治療が必要になることもあります。
① マイクロコメド(微小面ぽう)

毛穴に皮脂が詰まっただけの初期のニキビです。毛穴が狭くなって皮脂がたまり始め、まだ目には見えません。
コメドの段階から正しい治療や対処を行うことで、炎症を引き起こすことなく健康な肌を保つことができます。
コメドの改善方法には、次のような方法があります。基本的には、過剰な皮脂分泌を避け、肌を清潔に保ち保湿を心がけることが大切となります。
クリニックでの面ぽう圧出術とは、ニキビ(コメド)圧出などとも言います。ニキビの表面に小さな穴を開け、専用の医療機器で毛穴に詰まった皮脂や細菌などを押し出す治療方法です。治療法として、レーザーまたは針などクリニックによって異なります。
② 白ニキビ

ニキビの最初の段階です。マイクロコメド(微小面ぽう)と違うのは、肌のターンオーバーが乱れ毛穴に皮脂が詰まって表面の皮膚が少しだけ盛り上がった状態で、色ははっきりとしていないものの(発疹は白~乳白色)、目に見えてニキビとわかってきます。
ただ、炎症はまだ起きていないので、痛みや赤みなどの症状はまだないため、ニキビだと思わずに見逃すこともあるかもしれません。
白ニキビは、毛穴の詰まりを解消する塗り薬や、皮脂を抑制する内服薬、またはピーリングなどで治療を行うと悪化せずにキレイに治すことができます。
白ニキビの段階では炎症が起きて跡に残ることなどはありませんが、放置するとどんどん状況が悪化するため、すぐに治る状態である白ニキビのうちに適切に対処することが大切です。
③ 黒ニキビ

白ニキビが少し進行した状態です。
毛穴に詰まった皮脂が表面に出てくることで空気に触れ、酸化して黒くなった状態のニキビが黒ニキビです。黒ニキビは、おでこや小鼻など皮脂分泌が多いTゾーンにできやすく、触るとざらつきを感じることもあります。
白ニキビ同様、赤みを帯びた炎症などはまだ起きていないので、痛みが出ることはありませんが、放置や悪化すると赤ニキビや膿を持つ黄ニキビに進行し、ニキビ跡が残る可能性があるため、黒ニキビで対処したいところです。
④ 赤ニキビ

黒ニキビがさらに進行、悪化したものを赤ニキビと言います。
毛穴に詰まった皮脂に雑菌や細菌が繁殖し、炎症を起こしてニキビ患部の周りが赤く腫れあがった状態で、医学的には「紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)」と呼ばれます。
痛みを伴うことが多く、赤ニキビまで進行するとニキビ跡として残ってしまう可能性が高まります。
ニキビが進行し炎症している状態なので、自己判断でニキビを潰さないでください。
⑤ 黄ニキビ

黄ニキビは炎症した赤ニキビがさらに悪化し、化膿して膿が溜まっている状態のニキビです。
この段階まで炎症が進み悪化すると、患部の周囲にまで炎症が広がり、周囲の皮膚組織まで破壊されている可能性があり、セルフケアで治すことは困難になります。
炎症が収まった後でも、クレーター状のニキビ跡や色素沈着を起こすこともあるため、患部には触らずに、早めに皮膚科や美容皮膚クリニックを受診しましょう。
ご自身でニキビを潰して膿をだしたくなるかもしれませんが、細菌が入り悪化することもあるため触れないようにしましょう。
ニキビ跡ができる原因
ニキビによる炎症や、ターンオーバーの乱れによって肌がダメージを受け、肌が元の健康な状態に戻らないため跡となってしまいます。
ニキビによって肌が炎症を起こした後は、肌組織がダメージを受けています。
その時に、肌のターンオーバーが正常でないと、健康な状態に肌を取り戻すまでに時間がかかってしまいます。そのため、クレーターのような跡になり、メラニン色素が生成され色素沈着(炎症後色素沈着)を引き起こしてしまうということです。
同じ場所に繰り返しニキビができるといった経験はありませんか?繰り返す炎症によるダメージが大きくなることで、炎症が治まってからも肌が修復できない状態になってしまい、ニキビ跡が残る場合もあります。
ニキビ跡を残さないためには、ニキビ初期段階から適切な処置をし、炎症を悪化させないこと、ニキビができないよう日頃からスキンケアや洗顔などセルフケアを取り入れ、ターンオーバーが正常に働くよう意識することが大切です。
ニキビは皮膚科で治療を受けることが大切です
ニキビは10代から症状のでる慢性の病気です。
一度ニキビができてしまい炎症を起こすと、コメド(面ぽう)を治療し根本原因から解決しない限り、繰り返しできてしまう可能性もあります。ニキビ治療はやや根気のいる治療となりますが、自己流ケアを続けるよりも確実に早く改善されます。
また、ニキビができない肌を目指すために、定期的なピーリングでの肌質改善治療や、クレーターのようにニキビ跡になってしまった肌にダーマペン、レーザー治療など美容医療と組み合わせて行うとより良い効果が得られます。
マイクロコメド(微小面ぽう)や白ニキビなど、初期段階でもクリニックでの治療が可能です。ニキビでお悩みであれば、気軽に専門医に相談してみましょう。
ニキビ治療がおすすめの人
基本的に、どのようなニキビでもクリニックでの治療をおすすめいたします。
初期段階のニキビだから治るだろう、と放置しているとアクネ菌や皮脂の蓄積を招き、さらに進行していきます。炎症がひどくなると治療が難しくなることもあり、跡に残りやすくなるためです。
また、クリニックでは専門医による食事や生活指導、必要であれば検査等を受けられることもメリットであり、ニキビの状態を見極めることで適切な治療薬を処方してもらえます。
当院のニキビ治療が選ばれる理由
当院では患者様の肌状態、ニキビの状況に合わせた治療をご用意しております。当院のニキビ治療が選ばれる理由を3つお伝えいたします。
ニキビの状態に合わせた治療方法をご用意
当院では肌状態に合わせてさまざまな治療方法をご用意しております。ピーリングや美肌トリートメントなど、ニキビのできにくい肌を目指す治療から、できてしまったニキビの炎症を抑え治療するアクネレーザー、ニキビ跡をなくすためのダーマペンなど、あらゆる治療方法によってニキビにアプローチします。
ニキビ治療はニキビの状態の見極めと適切な治療方法の選択が重要ですが、誤った治療方法やセルフケアを行うと悪化する可能性があります。特に炎症が深部にまで及んでしまっているニキビなどは跡を残さずに改善させるために、慎重に判断することが重要です。
当院ではセルフケアでは改善が困難なニキビ治療でも、適切な治療をご提供できるよう努めております。
皮膚科だからできる保険診療と美容医療のご提案
当院は皮膚科専門の病院のため、皮膚に関するあらゆるトラブルを診察しております。
また当院では、保険適用の薬物療法と美容医療による治療法のどちらも提案が可能であるため、幅広いお悩みに対応することが可能です。
皮膚に関する知見を積み重ねた皮膚科医が診察を行い、患者様の症状やご希望に合わせた治療をご提案できるのは当院ならではの特徴です。
さまざまな施術を組み合わせて理想の美肌を目指せる
当院ではニキビ治療だけでなく、他にもさまざまな美肌に近づける治療をご用意しております。例えば、ニキビ跡の色素沈着にお悩みであれば、レーザー治療で透明感のあるお肌へ導きます。
その他にも、お肌のお悩みは多岐に渡り、複数のお悩みを抱えている方がほとんどです。ニキビだけでなく、たるみやシワ改善の治療を組み合わせて行うこともできます。
当院は患者様の理想のお肌を目指せる治療を多数ご用意しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
当院で受けられるニキビ治療
「面ぽう圧出(コメド圧出)」による治療
面ぽう圧出は、ニキビの原因となる毛穴に詰まった皮脂や角栓(コメド)を専用器具で取り除く治療法です。毛穴の詰まりを解消することで、炎症や悪化を防ぎます。特に白ニキビや黒ニキビが気になる方に適しており、自己処理では難しい頑固なコメドにも対応可能です。施術は医師や専門スタッフが行うため、安全に受けられます。自己流で無理に押し出すと、跡や感染の原因になるため避けましょう。治療は、肌を清潔にして毛穴を開く処置を行った後、丁寧に圧出し、仕上げに肌を整えるケアを行います。ニキビケアの一環として取り入れることで、健康な肌を目指せます。
「薬剤」による治療
赤ニキビ、黄ニキビなどの炎症を抑える内服薬として、抗菌薬・抗真菌薬外用・抗生物質、ビタミン、漢方・ロアキュタン・アクネトレントなどがあります。
ニキビ治療薬は様々なものが存在していますが、その中でも最も効果的な内服薬がアクネトレントと言われております。
ニキビ治療薬であるロアキュタン・アクネトレントは、皮脂の分泌を抑えつつ、皮膚の代謝を正常化する作用を介してニキビの症状を改善させることが出来ます。さらに、毛穴が引き締まり、皮膚にハリツヤを与えニキビ跡の皮膚面の凹凸を滑らかにする作用もあります。
その他にも炎症を抑える塗り薬や殺菌作用のある外用薬のご用意もございます。
「ピーリング・トリートメント」による治療
※保険適用外、自由診療となります。ピーリングや美肌トリートメントは、「ニキビのできにくい肌」へ導きます。
ピーリングを受けることでターンオーバーを正常化させ、健康な肌を保ちます。古い角質がきちんと剥がれ落ち、お肌が規則正しく生まれ変わることで過剰な皮脂分泌や毛穴詰まりを防ぎ、ニキビもできにくくなります。
美肌トリートメントは、美容成分を無痛で真皮まで浸透させる効果がある治療です。イオン導入と比べても圧倒的に美容液が肌の奥まで浸透し、ビタミンCや抗炎症剤などの有効成分がアクネ菌のポルフィリン活性酸素を抑え、炎症を抑制します。
「レーザー」による治療
※保険適用外、自由診療となります。アクネレーザーとは、ニキビ・ニキビ跡専用に設定されたレーザーです。ニキビの炎症を抑え早期に治療ができ、ニキビ跡の色素沈着を薄くします。
赤みを帯びた炎症性のニキビや、茶色に近い色素沈着を起こしたニキビに効果的で、2週間~1か月間隔で4回ほどの治療を受けることにより、より高い効果を望めます。

「ニードル(針のついた機器)」による治療
※保険適用外、自由診療となります。ニードルによる肌治療とは、お肌に物理的に小さな穴を開けることによって肌自らが傷を治そうとする力(自然治癒力)の働きを活かした肌再生治療です。
肌が自ら生まれ変わる過程で、美肌の条件とされるコラーゲンやエラスチンなどが新しくつくりだされ、毛穴の開きやニキビ跡の改善につなげます。
ここへさらに、有効成分を直接注入して、再生能力をサポートします。また、ターンオーバーが促進されるため、繰り返すニキビやクレーター状のニキビ跡にも効果を発揮します。
ニードルによる治療は、特にクレーター状のニキビ跡でお悩みの方におすすめです。

「注射・点滴」による治療
※保険適用外、自由診療となります。これらの治療では、ターンオーバーを正常化させ、肌質を改善する効果や、コラーゲン生成を促し、肌再生効果を得られるため、結果としてニキビのできにくいキメの細かい肌を目指すことが可能です。
ニキビの治療だけでなく、自然な若返り効果が欲しい方やハリのあるみずみずしいお肌になりたい方にもおすすめの施術です。
ニキビ肌のスキンケアの注意点
基本のスキンケア
どのような肌状態であっても、基本的なスキンケアのポイントは同じになります。
肌を清潔にし、保湿をしっかりと行うことです。
皮脂分泌が過剰になっているときや、ニキビができてしまい炎症しているときは少し気を付けるべきことがあるので、注意しましょう。
白ニキビのスキンケア方法
白ニキビは、とにかく悪化させないことをまずは優先しましょう。そのためには、正しい洗顔で毛穴詰まりの原因となる皮脂や汚れを溜め込まないことが大切です。
洗顔の際には、絶対にこすってはいけません。洗顔フォームを泡立て、包み込むように優しく洗いましょう。
また、生活習慣を見直すことも有効です。白ニキビの段階であれば、規則正しい生活やバランスの良い食事によって自然と治る可能性もあります。
黒ニキビのスキンケア方法
基本的には白ニキビと同じ方法の洗顔、スキンケアを行います。
白ニキビと違い、黒ニキビは少し目立ってくるため、気になるかもしれませんが、毛穴パックなどで角栓をむりに剝がすなど、刺激を与えてはいけません。悪化の原因となります。
また、油分の多い保湿クリームを使用しているのであれば、すこし油分を控えたものに変えるなどしてもよいでしょう。
赤ニキビのスキンケア方法
赤ニキビはニキビが進行し、炎症を起こしている状態であるため、外用薬や内服薬を使用し、なるべく早く炎症を抑えることをおすすめいたします。
もちろん正しい洗顔やスキンケアは続けていただきながら、ファンデーションを厚く塗らない(可能であれば使用を控える)などして、肌への負担を減らしましょう。患部もなるべく触らないようにしてください。
黄ニキビのスキンケア方法
黄ニキビまで進行すると、炎症が収まってからも色素沈着やクレーター状のニキビ跡が残りやすくなってしまいます。早めに専門医に相談するのが良いでしょう。
痛みを伴うことが多いので気になりますが、触らずに、また膿をだすために潰さないでください。細菌が入ることがありさらに悪化します。色素沈着などの跡にも残りやすくなってしまうのでやめましょう。
敏感肌用コスメはニキビ肌にもおすすめ
敏感肌用として販売されているスキンケアは、低刺激で、肌を優しく潤すことができます。
ニキビができてしまったときにスキンケアで大切なことは、とにかく刺激を与えないこと、優しく正しい洗顔をすること、そしてしっかりと保湿をすることです。
そのため、敏感肌用コスメはニキビ肌にも安心して使用できると言えるのです。
ニキビ治療でよくある失敗と失敗を防ぐ方法
ニキビ治療の失敗例
<失敗例 ①|スキンケアを見直し、ピーリングなどを行ったが、ニキビが悪化してしまった>
間違ったスキンケアがニキビの原因になっていることも考えられます。
大人になってから繰り返しニキビができてしまう場合、スキンケアが原因になっているかもしれません。
洗顔のしすぎ、または洗い残しや、肌をこすってしまいバリア機能が低下していることも。
ニキビなどの肌トラブルに一度悩むと、あれこれ使い解決したくなりますが、かえってクリームや美容液で油分過多になっている可能性もあります。オイルクレンジングの使用やニキビがある部位にクリームを塗っている人は、スキンケアのやり方や、アイテムを見直すことからはじめてみましょう。
また、ニキビ治療を受けたあとに症状が悪化してしまう原因の一つに、好転反応があります。
ピーリングの施術を受けた場合、肌の内側の老廃物が外に排出され、一時的にニキビが悪化することもまれに起こります。すぐ自然に落ち着きますので、ご安心ください。
<失敗例 ②|エステでニキビ治療を受けたが、なかなか改善されない>
エステサロンでのニキビケアとクリニックでのニキビ治療は、内容が大きく違います。
なぜならエステサロンは医師がいないため、医療行為を行うことができません。クリニックでは、医師による診断の上、症状にあった適切な治療を受けることができます。また、薬剤やクリニックでしか使えないレーザー治療機器の使用など、医療行為を受けることができます。
また、エステサロンで使用できるピーリングやイオン導入は、種類や薬剤の濃度に限界があります。クリニックでは高濃度のピーリング剤や肌状態にあわせた薬剤の使用が可能であり、強さや塗布時間など、医師が見極め、患者様に適した処置を行います。炎症が悪化し肌深部(真皮層)まで及ぶと、医療行為による治療でなければ対処できません。そのためクレーター状のニキビ跡や色素沈着はクリニックでの治療が必要となります。
エステの施術の1回の価格は、クリニックで受ける治療に比べると安いですが、クリニックでの治療のほうが効果は出やすく、通う回数が少ないもの特徴です。
ニキビ治療の失敗を防ぐ方法
<失敗を防ぐ方法 ①|肌に負担をかけないセルフケアを行い、根気よく治療を続ける>
間違ったスキンケアを続けることで、ターンオーバーが乱れ毛穴が詰まりやすくなり、ニキビのできやすい肌環境を作ってしまいます。
洗顔は泡立てたもので優しく包み込むように洗い、しっかりと汚れを落とし、保湿を行いましょう。肌に負担をかけずにできるセルフケアを心がけるようにしてください。
ニキビ治療は、ニキビの状態や治療への取り組みによって期間は異なります。一般的には1週間~1ヶ月程度で治ることが多いですが、炎症が強いニキビや、繰り返すニキビ、広範囲にニキビができている場合は、3ヶ月以上かかることもあります。
少し時間はかかるかもしれませんが、治療を続けることでニキビのできにくい肌へと肌質も変わってくるので、根気よく通院することをおすすめいたします。
<失敗を防ぐ方法 ②|皮膚科や美容皮膚科で医師の診断のもと適切な治療を受ける>
ニキビは、【尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)】と呼ばれる病気で、皮膚の慢性炎症性疾患です。ニキビの治療には、抗菌薬などを皮膚に塗る、コメドを圧出する、レーザー治療を行うなどの医療行為が必要となります。
ニキビ跡を残さずに早めに治すためにも、皮膚科や美容皮膚科で医師の診断のもと適切な治療を受けましょう。